今日でいちねん

今日でいちねん。まるまるいちねん。

新しい地でのmimiLotusをつくれたこと、
まずは感謝でいっぱいです。

鎌倉から持ってきた椅子や扉は新しい出逢いに更に味が出て、このお店のために新調した机や棚はいい感じの色になってきた。

正面の大きな窓から見える景色の四季の移ろいを見ながら、
毎日生きているんだと実感できた。

はじめの3ヶ月位は、自分の作ったメニューの複雑さに頭がついていかず、えらいことはじめてもーたと青くなったりもしたけれど、
私の作りたいチャイはそれだったから、それに慣れていくしかなかった。
そんなチャイを楽しみ、おいしいと言ってくださる方がいることが日々の支えだった。
そんなチャイを作りながらすごせる毎日も、幸せだった。

定休日の3日間は仕込みか試作か大掃除。
自分の時間なんてまったくないけれど、このすべてが自分の時間と思えるからそれはそれで、とても満たされていた。

東御に帰ってくるなんて全く思っていなかったのに、
藤沢、鎌倉、ネパールが、ここに繋がっていたんだと今は思う。

じーちゃん、ばーちゃん、その前のひーじーちゃん、ご先祖さまか、千曲川か、
この譲りの地は、あったかくて大きな力に守られている気がしてた。
不思議な力。
ここでチャイ屋になるために、今までがあったような気もする。

新しいmimiLotusの扉を叩いてくれる方々。
近くのひとも、遠くから訪ねてくれるひとたちも。
いろんな人がいろんな気持ちでここまで来てくれることがほんとに嬉しかったです。

そして一緒にmimiをつくってくれたスタッフたち。助けてくれた友人たち。
当初はワンオペで、何でもやれる気になってはじめたわけだけど、ところがどっこいすっとこどっこい、ひとりじゃなんにもはじまらない。
ひとりの力がこんなにも尊くて、大きなものだとは、わかっちゃいたのに再確認。

そして惜しみなく力を貸してくれる家族🐥にも感謝を伝えなきゃ。

店主ファーストなこの店だけど、優しい人たちがいっぱいで、貰うばっかりだった気がします。

この地でチャイ屋を、mimiLotusを、させてもらえたという感覚です。

本当にありがとうございます。

愛おしいこのハコを、これからも更にさらに磨きたい。

まずは一年やれたこと。
自分のこころとからだにも、花丸あげようと思います。