アイスチャイは鬼門。
もう時効なので(何のw)暴露しますが、
今まで『アイスチャイ』は、納得いかずのまま放置してました。
鎌倉のお店では、アイスチャイは夏になるとよくでるオーダーだったのですが、それよりもシュワシュワ炭酸のスパークリングティーや、季節の生のフルーツを使ったアイスティーの方が人気だったので、
ま、いっかと それに紛れてさぼっとりました。はい。
だって本場インドでもネパールでも、チャイを冷たくして飲まないし!と、安易な言い訳をそこに加えておいて、
そのまんまにしてました。はい。
いやはや、次はチャイ屋なので、そうは言ってられないす!というわけで、
本気だして試作してます。
で。
ようやくええのが出来てきたような、気がします。
…………………
今まで作っていたアイスチャイのスパイスに、ブラックペッパーとミント、シルティムル(Sil-timur)を加えて、煮詰めて煮詰めて、煮詰める。
これはもう、魔女の作業。
シルティムルは、ネパール山椒・ティムル(timur)よりもレモングラスのような爽やかな香りが強い。
現地でもあまり目にすることはなくて、生のシルティムルとトマトのアチャールを初めて食べた時、その清々しい香りに衝撃を受けたのを覚えています。
大人な清涼感とスパイシーな香りが鼻腔に残る、アイスチャイ。来年の夏には、誰かに飲んでいてほしいなぁ。