大船チヤパサル。
たくさんの方にお越しいただき、本当にどうもありがとうございました。
湘南の懐かしい空気と雰囲気、ここに来るたび、会える人たちとの時間が嬉しくてありがたくて、帰る頃にはいつも涙腺が崩壊しております。笑
今回は地元でも大人気のねこうさカンパニーさんの焼き菓子と、パンに合わせるチャイを信州の食材をベースに作らせていただきました。ともこさんの帽子屋さんも大好評。
老舗の蒲鉾屋さんでチャイとパンと帽子と蒲鉾、なんてカオスなコラボなんだと思うけど、フタを開けてみればそこはアジアの屋台のような、心地よい活気に満ちていました。
そうそう。これが出来るのは、今回の主催者・井上蒲鉾大船仲通り店の責任者、石塚さんの懐の大きさによるものです。
やりたいことはやる、に素直でシンプルに取り組む人とつくる時間はとても楽しいし、気持ちがいい。
そして鎌倉のお店をよく知っている方々に、今は今の形をみて感じていただけることはとても貴重な経験で、今だからできること。
今、自分の『ハコ』は、ありません。
来てくれるひとがいるのであれば、そこは自分のハコになる。鍋とコンロさえあればどこでも店を開ける、そんな気持ちが欲しくてネパールまで行きました。
だから今も同じ。
蒲鉾屋だろうが場末のキャバレーだろうが、与えられた空間でどれだけmimiLotusのカラーを出せるか。
ネパールの延長線上のことを、今は全力で楽しんでいる感覚です。
でもやっぱり。
やればやるほど、自分を表現できるハコを持ちたい気持ちもある。
同時に、それに縛られたくない自由な旅をしていたい自分もいる。
ミミ子ジャパンめちゃ欲張りやん。笑
けれどその相反する気持ちは、両方自分の欲求だ。
だからいずれ、やれる日は来るでしょう。
今は今の、できることを真剣に。そのイメージで、毎日を過ごしています。